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2013-12-24

魔女の家が怖くて足の震えが止まらなかった – ゲームの感想(魔女の家)

※ネタバレ注意

ニコニコで有名らしい魔女の家をプレイしてみた

魔女の家ver1.07 公式サイト

魔女の家というゲームがあるらしい。

前回に引き続き、ニコニコ動画ではVOCALOID界隈に生息しているのでその存在を知らなったのですが、興味本位でやってみました。

この時はまだなにも知らなかった。

私は学習ってものを知らないんですかね。

学習はしていなくてもプレイに成長は見られた

とりあえずプレイ。

青鬼をクリアした実績から多少の自信がついた私は多少ノリノリですらあった。

今から考えると非常に滑稽である。

前回よりは抵抗なくゲームを進める。

調子に乗ってゲーム実況者風にプレイする

どうせだから実況しながらプレイしようと思い立ち、ゲームの予測をしゃべりながらプレイする。

今から考えると非常に滑稽である。

最初の初見殺しでも「あーなるほど、血には近づいちゃだめなんですね」とか言ってみる。

ゲーム実況者風にプレイしてたせいでゲームにのめり込む

これやべーよ絶対死ぬよ、とか。

うわまじかこれ復讐されるわ、とか。

なんかくるなんかくる、とか。

楽しんでプレイしてました。

今から考えると(以下略

結果:びっくりしすぎてここ数年で最大の叫び声をあげる

最初の熊ポイントでやられました。

まじでコントローラー投げた。

そこから先は足の震えが止まらなかった

ゲームに感情移入しすぎると怖さが増す、ということは学んでいたのに全然生かせていなかった。

本当にびっくりした。

びっくりしすぎて心拍数が速すぎて死ぬかと思った。

ATフィールド全開でプレイする

感情移入しないように心の壁を全力で展開しました。

自分とゲームの間に超えられない壁を強く意識して、出来事を出来事として捉える。

あー死んだーそういう罠かーじゃあこうすればいいのかー。(棒

という感じ。

独り言をぶつぶつつぶやきながらクリア

「ロボットのようで怖かった」とは友人の談。

クリアした後にプレイ動画も2周ほどしたので考察

ジャンルはおそらくびっくりホラーサスペンス

たぶんクローズド・サークルです。

びっくり要素は様々な視覚効果と音。

何かが突然現れたり、いろいろと突然起きるのでびっくりします。

謎解き要素は難しくない。

でも緊張してると簡単な謎もわからなくなったりする。

非常に雰囲気の良くできたゲーム

この魔女の家というゲームには調べるコマンドがあるんですが、だいたいどこで調べても説明文が表示されます。

なんでもない草とか壁とかを調べても「ただの壁だ」みたいなのが表示される。

そして行動しているとよくなにかが動いたりします。

物が動いたり、明かりが消えたり、壁に血が付いたり。

こういった細かいところまで作りこんでるのがゲームの雰囲気を非常に良くしています。

ストーリーの核心部分についての考察

ここからはある程度内容を知っている前提で書きます。

エレンは病気で起き上がれないという意味

両親が隔離あるいは幽閉、もしくはベッドに縛り付けるなどしていたのではないだろうか。

だから外に出られない。

体を動かせないという意味ではないから、両親も殺せたし、家からも逃げられた。

魔女の家は魔女の枷だったのではないか

両親を殺したことで束縛から開放され、魔女になったことで強い生命力も手に入れたのになぜ外に憧れていたのか。

悪魔が魔女に魔女の家を与えたという描写があったが、魔女は魔女の家に縛られていたのではないだろうか。

悪魔はなんかしらの理由で人間の魂が欲しい

だから人間の魂をある一定数調達できれば病気を治してやると魔女に持ちかけた。

魔女は森に迷い込んだ人間を殺して魔女の家に食べさせた

魔女の魔法は魔女の家が発動している時は制限されているような描写。

だから魔女の家に大量の罠を仕掛けて入ってきた人間を殺すことで魔女の家に人間の魂を食べさせた。

そして悪魔の指定したノルマを達成する。

悪魔は体を治す方法は他の人間と体を交換することだと伝える

エレンは体を交換してくれる優しい人間を待つことになる。

そこにヴィオラが迷い込む。

エレンはヴィオラと信頼関係を築く

ヴィオラはとても優しい少女だった。

交換する当日に、今まで普通の体だったエレンの足と目が突然なくなっていても、体の交換を受け入れるくらいに優しい少女だった。

エレンはヴィオラと体を交換する

体を交換するのだが、ここからはひどく個人的な好みに偏った考察になる。

悪魔はノルマが達成されたからどうでもよかった

ゲーム中でも、生きてても死んでてもどちらでもいいと言っていた。

悪魔は人間の魂が回収できればよくて、エレンが死んでもヴィオラが死んでも1つの人間の魂が回収できるからだ。

だからエレンに体を交換する魔法は教えなかった。

体を交換する魔法を教えるよりもコストが安い方法があるからだ。

悪魔はエレンとヴィオラに催眠術をかけた

もしくはエレンに教えた魔法がただの催眠術だった。

そもそも体を治すだけだったら体を交換するよりも簡単そうである。

エレンの誰かに愛されたいという願いも簡単に満たせるだろう。

しかしそれでも体を交換するという取引を持ちかけたのは、ある程度難しい内容に見せてエレンに人間の魂を回収させるためではないだろうか。

エレンとヴィオラは催眠術にかかる

つまり、ゲーム内で魂が入れ替わっていたように見えた2人は入れ替わっていなかったという解釈である。

お互いの記憶をお互いに話し、話したことを忘れ、自分が入れ替わっていたと思い込んでいただけ、ということになる。

ヴィオラに魔法が使えるのはおかしい

悪魔と取引をして魔女になったのはエレンである。

魔法は肉体に宿るのか?

肉体に宿るのであれば、悪魔が言っていた魔女の家の主は体が変わってもわかるんだね、という下りはおかしい。

では魔法は魂に宿るのか?

魂に宿るのであれば、魂が入れ替わったであろう状態でヴィオラに魔法が使えるのはおかしい。

これではどちらの状態も成り立たなくなる。

つまり、悪魔が嘘をついているということになる。

ヴィオラは屋敷の主でもなく、エレンに聞いた内容を元に屋敷を進んだ

魔女の家が出していたヒントはエレンが出していたもの。

エレンはヴィオラになっていると思い込んでいるので、ヴィオラの体が傷ついたら戻る体がなくなってしまう。

だからヴィオラの手助けをしていた。

途中で現れるエレンらしき少女がヴィオラを守ったかのような描写は、魔女の家がヴィオラを殺そうとする意思をエレンが止めたのではないだろうか。

そしてヴィオラがエレンを殺す

殺されたエレンだが、このエレンはヴィオラだと思い込んでいるエレンなので、純粋なエレンではないと考える。

エレンのエレンとしての意識は悪魔の催眠術にかかった時点で死んでいた。

ヴィオラとして死んだ想いはつらいだろうが、そうではなかったと気付いた時に救われると信じている。

ヴィオラはエレンを愛していた

いくら優しくても、いきなり変わり果てた姿になっていたら体を交換する約束だったとはいえ多少は戸惑うのではないのだろうか。

それでも交換してくれたのはエレンを愛していたから。

ヴィオラからしたらちょうど妹のような年齢だっただろう。

ヴィオラは妹としてエレンを愛していた。

エレンとしての想いもそこに気付いて救われることを願っている。

ゲームとして取り上げられた状態はちょうど佳境の部分だった

エレンのねじれた部分が爆発し、エレンは体を返さないという。

ヴィオラは喧嘩したまま出てきた父を心配し、体を返して欲しいという。

ちょうどそれぞれの想いがねじれた部分を取り上げたのだろう。

ヴィオラの催眠術がいつか解け、エレンが行おうとしていたこと、自分がエレンの代わりにエレンに行ったこと、すべてわかったとしても、エレンと自分を許してくれると信じている。

まとめ

なんにでも救いを求めてしまうのは私の悪いくせなのかも知れないが、これで私の中のヴィオラとエレンは救われた。

せめて自分の中の世界ではみんな救ってあげたい。