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2014-02-11

使いやすさとはなにか - 本の感想(誰のためのデザイン?/D.A.ノーマン、野島久雄訳)


誰のためのデザイン?/D.A.ノーマン、野島久雄訳

非常にわかりやすかった

具体的な例が多く出てきて非常にわかりやすかった。

使いやすいデザインとはなにか。

どのようなデザインが使いにくいのか。

どのようにデザインすれば使いやすくなるのか。

読むのに半年くらいかかった

読み始めるのにそれほど抵抗はないのだけれど、読み進めるのが遅かった。

事前に読みやすい読みやすいという評判を聞いていたせいで、私が誤ったメンタルモデルを構築してしまったのかも知れない。

ユーザーよりも開発者を優先したことがある

なにかを作る時に、「作るのが簡単だから」という理由で決定したことがある。

もちろん開発工数を抑えることは大事だけれど、それで安物買いの銭失いになってしまっては本末転倒である。

デザインをもっと考えるべきであった。

わかりやすさよりも見た目の簡単さを優先したことがある

具体例としても出てきたボタンの配置について、なんとなくすべてを同じ形にしてしまったことがある。

持っている機能が違うのに同じ見た目ではわかりづらい。

1つだけ色がついていたらかっこ悪い、1つだけ形が違っていたらダサい、という「なんとなく」で決定してしまった。

ボタンにも同じ形なら同じ形であることの意味を考えるべきである。

もっと使いやすさについて学んでいきたい

読むのに時間はかかったが非常にためになる本だった。

私がこの本で特に気に入ったのはこの一文。

さて、これからはあなたの番である。もしもあなたがデザイナーならば、使いやすさを目指す戦いに加わってほしい。

「誰のためのデザイン?」P.358より

使いやすさというものについてもっと学んでいきたい。

使いやすさを目指す戦いに加わらなければならない。

もし、使いやすさに興味があるのなら一読をおすすめします。

最後に、この本からのメッセージを。

そして、あなた自身にも楽しんでもらいたい。デザインの細かなところまで確かめながら世界中を歩きまわって欲しい。役に立つようなものがあれば、小さなものでもうれしく思ってほしい。そのようなものを慎重に考えて組み入れた人を好意的に考えてあげてほしい。そして、そのような細かいことが重要なのであり、そんな小さなことのためにも、デザイナーは役立つものを組み入れるべく力を尽くさなければならなかったにちがいないということをわかってほしい。よいデザインをもたらしてくれた人には、心の中で賞を贈ろう。花も贈ろう。よいデザインをしてくれなかった人には、きびしい批判をしよう。その人には雑草で十分である。

「誰のためのデザイン?」P.358-359より