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2014-07-05

代わり映えのない二年間 - 小説「四畳半神話大系」の感想

※ネタバレ注意

アニメを見たので、小説を読んだ

この記事でアニメの感想を書きましたが、アニメを見たら原作が気になったので小説を読みました。

アニメはよくできている

原作を読んで思ったのは、アニメはよくできてるなー、ということでした。
原作をうまく解釈してアニメという形に合わせた感じがします。
やや間延びした印象を受けたのも、1話30分で1クールという決まったものがある以上しょうがないのかなと思います。
よく30分でうまく区切りをつけたと思います。
ただ、アニメだと時計の演出があってタイムリープもののように感じられましたが、実際はそうではないと思ったのが残念なところ。

森見登美彦らしい表現が楽しい

随所に森見登美彦らしい言葉づかいが感じられて、楽しめました。

代わり映えのない二年間

どの世界の「私」も、明石さんとはうまくいくことができた。
小津とも親友であった。
どの世界でも代わり映えのない二年間であった。

人生は選択の連続である

選択することとは、同時に選択しないことでもある。
選択次第で人生は変わる。
違う選択をしていれば違う人生もあっただろう。
しかし、どの人生でも、他の何者にもなれない自分であることに変わりはない。
それを受け入れ、腰を据えよう。

過去の自分を大目に見よう

過去の自分は、もちろんいくつもの過ちを犯してきただろう。
そんな自分の過去を全て肯定して自分を抱きしめる必要はない。
けれども、大目に見てやってもいいのではないか。