恩人や恋人よりも、時に幼女を優先する男 - 小説「終物語(中)」の感想

※ ネタバレ注意

自分の価値は誰が決めるのか

自分とは自分 1 人なのか。
A さんが見る自分と B さんが見る自分は同一人物なのか。
自分が見る自分はどうなのか。
自分にとっての価値とはどこにあるのか。

条件がいい男がいたら乗り換えろ

盲目的に縛り合うことは恐怖でしかない。
なにが起きても身動きがとれない。
柔軟性がない。
変化についていけない。

過ごした時間も、投資した努力も、意味がある

すべて含めての価値だ。
誰かのために努力したならば、その誰かにとってそれは価値だ。
それでもなお価値が劣るというのであれば、それは方向性を誤っている。

全員の特別にはなれないが、誰かの特別にはなれる

時間は有限であり、行動は有限である。
誰のためにいたいのか、在りたいのか、判断しなければならない。

阿良々木くんは信じられたから任せられた

今までは全部自分で背負い込もうとしていた。
そして目の前のことに突っ込んだ。
でも今は違う。
信じられたからこそ、目の前のことに突っ込んだ。
そして猫は期待に応えた。
信じ合えた。

まとめ

抜け落ちていた物語が語られた。
ついに下巻ではあの後の物語が語られるのだろうか。
楽しみだ。

Author
菅原 浩
Web プログラマー。好きな言葉は「安定的に不安定」。オーストラリアで英語を勉強した後に、現在デンマークで幸せについて考えている。
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